読書や日常の感想文

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頭の中の文字起こし

悪夢障害ってなんだ。

 

最近、嫌な夢に起こさせることが多い。

大体早朝4時か5時頃に起こされ、全身に寝汗をかいている。目が覚めてもすぐにまた眠れるのですが、頻繁に起こるので身体に異変が起きているのではないかと心配になっています。

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今回の文章はその嫌な夢で起こされた日に書きました。その時見た夢は、高速で飛んでくるバレーボールを延々とレシーブし続けるといった内容でした。文章にするとちょっと笑っちゃう内容ですが、高速で自分に向かってくるボールの恐怖とレシーブしなければ終わらないという謎の焦りがある夢でした。僕は学生時代にバレーボールをやっていたので、その経験からできた夢だとは思っているのですが、夢に出る程の辛い経験かというとそうでもなく、何故今になって夢に出てきたのかはわかりません。

 

というわけで、この症状についてネットで調べてみました。すると、「悪夢障害」というものが存在する事を知りました。

繰り返す悪夢によって睡眠が妨げられ日常生活に支障をきたす状態を指す睡眠障害の一種のようです。

僕の場合、生活に支障をきたす程ではないし、毎日という程頻繁に悪夢を見ていないので、まさか自分がそんなわけない、と思っていました。でも、調べていく中で悪夢障害の診断基準の記された睡眠障害国際分類(世界の睡眠医学会が協力して策定した睡眠障害の分類)というものを見つけ、しかもその基準に僕の症状が当てはまっていたんです。

 

その診断基準がこちらです。(少し簡略化しています)

  1. 中途覚醒(夜間の目覚め)が繰り返えされる 
  2. 強い恐怖や不安、怒り、悲しみ、嫌悪感など不快な感情を伴う
  3. 目が覚めても悪夢の内容をはっきり思い出せる
  4. 再び寝つくのに時間がかかる
  5. 特に明け方に悪夢を見る

※1、2、3は必須。4、5はいずれか片方だけでよい

 

4は該当しませんでしたが、他は全て該当しました。

ただ、2に記載の感情がどの程度のものかが判断しにくく、はっきりと該当するとは判断できないので、今は黄色信号と言ったところでしょうか。

あくまでセルフチェックなので、そこまで気にはしていませんが、悪夢障害というものが存在することは頭に留めておきたいと思います。

これを書いていて色々思い出したのですが、去年の年末あたりに多分今までで一番恐怖を感じたんじゃないかと思うような夢を見ました。

大きなビーチ付きのリゾートホテルで浜辺に立っていると、水平線の向こうから津波が近づいている事に気が付き周りにいる人とリゾートホテルの最上階まで走る、といった内容でした。

パニックに陥っている雰囲気や、津波が迫ってくる焦りでものすごく怖い思いをしたので今でも思い出せます。思えば、その頃から悪夢で起こされる事が増えていったように思います。夢は潜在意識の現れだと聞いた事がありますが、僕が見た夢は一体何を表しているのやら。

そういや、その夢を見た時期と同じ頃から職場の雰囲気がピリピリしているように感じていました。原因は色々あるけど、大きくはコロナ禍の影響だと思います。何か出来ることはないかと色々と取り組む人とそうではない人、どちらも普段はきっちりと仕事をこなしているのですが、その仕事に対するちょっとした考え方の違いがあちこちで摩擦を起こしてピリピリした空気を作っている。コロナ禍以前にも普通にあった状況ですが、以前にも増して空気が張り詰めているように感じます。そのせいもあって、最近また仕事が増え始めました。

もしかしたら、この状況が僕に悪夢を見せたのかもしれません。今回見た高速で飛んでくるバレーボールをレシーブし続ける夢は、ボールが日々舞い込んでくる仕事を表していて、それを延々と繰り返すということは、終わりが見えないとも解釈できます。

なんて考え過ぎでしょうか。

今はそこまで切羽詰まっているように感じていないので気のせいだと思っていますが、ネットで悪夢障害なんてものを知ったために、気になってしまいました。

ふと思い出したのですが、以前辞めてしまった後輩が、仕事中もずっと眠そうで昼休憩の時は必ず寝ていたし、残業で一緒に残っていた時なんかはデスクに向かったまま寝ていた事がありました。後輩はその後すぐに辞めてしまったのですが、もしかしたら何かしらの睡眠障害を発症していたのかもしれません。

 

考え出すと無理矢理関連付けてしまうのでこの辺でやめておきます。

今はしっかり寝て体調を整える事に集中しよう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。