読書や日常の感想文

読書や日常の感想文

頭の中の文字起こし

好きになった音楽たちを振り返ってみた

今週のお題「わたしのプレイリスト」

懐かしい香りをかぐとその当時の記憶を思い出すという話をよく聞くけど、音楽もそれと同じぐらい記憶を呼び覚ますトリガーになっていると思う。

最近は音楽を聴く機会がめっきり減ってしまったけども、よく聴いていた頃は暇を持て余したらスペースシャワーTV(音楽専門チャンネル)で番組がおすすめするアーティストのMVを見まくってた。

今回、今週のお題を見て久々に音楽を聴いてみようと思ったので当時を振り返りつつ、僕の「記憶を呼び覚ますプレイリスト」を考えてみた。

 

  1. 夜を駆ける /スピッツ
  2. シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 /Mr.Children
  3. ミエナイチカラ /B'z
  4. 歩いて帰ろう /斉藤和義
  5. 哀愁交差点 /ジャパハリネット
  6. 君の街まで /ASIAN KUNG-FU GENERATION
  7. 声 /THE BACK HORN
  8. ガラスのブルース /BUMP OF CHICKEN
  9. ギブス /椎名林檎
  10. Lightning /STRAIGHTENER
  11. ふたしかたしか /GO!GO!7188
  12. 夢であるように /DEEN
  13. 生きがい /GLAY

 

正直まだまだ追加したい曲があったけど、特に曲を聴いて当時のことを鮮明に思い出せるもの、かつ12〜14曲(CDアルバムが大体これぐらいの曲数だったはず)に収まるように厳選した。

選曲していて気がついたのは、あるアーティストに偏った内容になるかと思いきや、意外とバラけたことだ。それもあってアーティストの被りは無いようにしてみた。

ここからは選曲した曲について振り返ってみる。

 

夜を駆ける /スピッツ

僕が音楽を好きになったきっかけがスピッツだったので、真っ先に思いついた。選んだ曲はアルバム「三日月ロック」の一曲目の「夜を駆ける」。

このタイトルを見ると一瞬、YOASOBIの「夜に駆ける」が頭に浮かぶ人がいるかもしれないけど、僕は逆にYOASOBIの「夜に駆ける」が流行り出した時にスピッツの「夜を駆ける」を思い出した。

スピッツの曲は好きな曲ばかりなので迷ったけど、何故か実家の自分の部屋でHUNTER×HUNTER(ハンター試験ぐらいの巻)を読んでいた頃を鮮明に思い出す。多分、アルバムの一曲目なのでCDを流し始めた瞬間にやっていた行動が曲と一緒に記憶に残ったんだと思う。

曲はバラード曲で、イントロのキーボードでまず心を掴まれて、ボーカルの草野政宗さんの透き通る歌声による歌い始めで名曲を確信した曲だった。

 

シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜 /Mr.Children

ミスチルも好きな曲は沢山あるけど、1番印象に残っているのはこの曲。親戚の家でかかっていた事がきっかけで知って、当時はJ-POPを聴く習慣がなかったけども何故かこの曲は好きで、親戚の家の曲みたいな印象を持っている。もう20年以上も前の曲だけど、未だに曲の良さは色褪せていないし、いつ聴いても良い曲だなと思えるのは本当にすごいと思う。

 

ミエナイチカラ /B'z

ロックバンドを好きになったのは、B'zの曲がきっかけだったと思う。実家でB'zがよくかかっていたこともあったけど、当時見ていたテレビアニメの地獄先生ぬーべーのエンディングでこの曲が使われていてすごくハマった。めーべーも好きだったので思い出の曲になっている。

曲自体がすごくカッコいいのはもちろんだけど、特に最初のギターの速弾きに衝撃を受けて、ギターってカッコいい!って思ったなー。

 

歩いて帰ろう /斉藤和義

あの有名な子供番組「ポンキッキーズ」のオープニングテーマで、当時は曲のタイトルを知らずにポンキッキーズの歌で覚えていた。この曲と一緒に山下達郎の「パレード」も覚えていたけど、「走る街を見下ろして〜♪」のフレーズはふとした瞬間に頭の中で流れるほど中毒性があって、その度にポンキッキーズを思い出す、まさに記憶を呼び覚ます曲だ。

その後、斉藤和義にハマって初めてポンキッキーズの歌を歌っていたのはこの人だったのか!!と気付いた時は衝撃だった。

 

哀愁交差点 /ジャパハリネット

歌詞の意味に理解や共感なんて全然してなかったけど、直感で感じた、この曲好きだな!の気持ちで好きになった。でも、当時好きになった曲やアーティストは大体そんな感じでハマったものばかりで、スペースシャワーTVで見つけた気に入った曲を聴いて、また別の曲を聴いてを繰り返していた当時をすごく思い出す。これを書くのに久しぶりに聴いてみたけど、曲の良さはそのままで、当時理解してなかった歌詞の意味が驚くほど理解できた。社会の厳しさや葛藤を歌っている歌詞は、社会人になった今、初めて聴いた時とはまた違った良さを感じた。

 

君の街まで /ASIAN KUNG-FU GENERATION

アジカンはかなり長期に渡ってハマったアーティストの1つで、沢山ある好きな曲の中でもこの曲は特に印象に残っている。というのも、僕の周りには驚く程アジカンを知っている人が少なく、友人に勧めても中々受け入れてもらえなかった。そんな中で、やっと見つけたアジカン好きとの会話で、この曲が好きだと話して受け入れてもらった瞬間は嬉しかったなー。自分の好きなものが誰にも認めてもらえないのは中々キツかった。

 

声 /THE BACK HORN

スペースシャワーTVで出会った曲で、曲の世界観とボーカルの声に一瞬で好きになった。他にも本当に沢山好きな曲はあるけど、このアーティストと出会った曲という事で選曲した。このアーティストも誰もが知っているというわけではなかったので、アジカン同様に1人で楽しんでいたんだけど、ある日の友人とのカラオケでこの曲を歌った人がいてすごくテンションが上がったのを思い出す。ただ、それを歌い終わった友人がライブに行った時の話をしだしてちょっとテンションダウン。当時の僕はライブにまだ行った事がなく、なんだか負けたみたいで悔しかった。今思えば、そんなの関係ないんだけどすごく鮮明に覚えてる。

 

ガラスのブルース /BUMP OF CHICKEN

友人の勧めで知った曲で、天体観測よりもこの曲にハマってBUMPを好きになった。僕の周りにはBUMP好きが結構いたので、周りと良さを共有できた楽しい思い出のある曲だった。BUMPの新作アルバムが発売されると友人と自転車をこいでCDショップに走ったのは良い思い出。この曲を好きになる前は、BUMPを知っていても周りに好きな人が多過ぎて何故か手を出したくないという面倒くさい状態だったんだけど、そんな状態をぶち破った曲だったので特に思い入れがあるかな。

 

ギブス /椎名林檎

女性アーティストにハマる事があまりなかった僕がハマった数少ない女性アーティスト。椎名林檎は「罪と罰」とこの曲でハマった。何故このプレイリストに入れたかというと、カラオケの苦い思い出が蘇るから。椎名林檎にハマっていた当時にカラオケに行って、毎日CDを聴きながら一緒に歌っているから大丈夫と訳の分からない理由でこの曲を歌ったものの、あまりの酷さに歌い終わった時には心が粉々になった。綺麗な花には棘があると言うけど、軽い気持ちで触れようとした薔薇の棘で怪我をしたような体験だった。

 

Lightning /STRAIGHTENER

STRAIGHTENERはMelodic Stormで好きになったアーティストだけど、この曲をスペースシャワーTVで聞いた瞬間、その中毒性の強さからずっと聴いていたのを覚えている。他の曲もそうだけど、イントロで心を奪われるパターンが結構多くて、この曲はその最たるものだったかもしれない。音楽の力で心を揺さぶられることがあることを知ってはいたけど、音の一つ一つで心が震える気持ちになったこの曲にはかなり衝撃を受けた。

 

ふたしかたしか /GO!GO!7188

GO!GO!7188の他の曲は「こいのうた」と「ジェットにんぢん」ぐらいしか知らないけど、この曲をスペースシャワーTVで聴いてからずっと心に残っている曲。この曲を思い出すと当時の実家の風景を鮮明に思い出せるので、それだけ印象に残った曲だった。ミディアムバラードの落ち着いた曲調で、歌詞の世界に引き込まれる不思議な曲だった。この曲すごく好き!とハマる事がほとんどなのに、この曲は隙間に入り込むようにして心に残った曲。

 

夢であるように /DEEN

テイルズオブデスティニーの主題歌になっている曲で、当時音楽よりTVゲームに関心が向いていた僕の心に刺さった曲。ゲームの懐かしさも相まってすごく心を揺さぶられる曲で、これをきっかけにDEENを好きになった。当時のゲームに夢中になっていた気持ちや、その時にハマっていた他のゲームのことも思い出すなど、懐かしさを感じさせる曲ではこのプレイリストで1番かもしれない。

 

生きがい /GLAY

プレイリストの中ではハマったのが1番後なのがGLAY。昔は勝手な偏見でGLAYの曲は自分には合わないと思って避けてしまったんだけど、今ではそれをすごく後悔している。今回選んだ曲はいろんな意味で思い出の曲で、GLAYを勧められて借りたアルバム「HEAVY GAUGE」に収録されていたんだけど、なんと「生きがい」の途中で再生不能になって最後まで聴けなかった。アルバムの持ち主がこの曲を好きすぎて繰り返し何度も聴き過ぎた結果、再生できなくなったらしい。その事実に衝撃を受けたのもあったけど、最後まで聴けなかったもやもやと、やっと聴けた時に感じた想像以上の良さもあって印象に残っている。

 

おわりに

今週のお題「わたしのプレイリスト」ということで、僕がその曲にハマった当時の記憶を思い出す「記憶を呼び覚ますプレイリスト」を考えてみた。考えている最中も頭の中で曲は流れていて、その当時の記憶が呼び起こされて非常にエモい体験だった。書いていてとても楽しかった。

最近は音楽を聴く機会が減ってしまったので、無料会員登録期間でも利用して音楽アプリをダウンロードしてみようかな。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。