先月生まれた子供の育児に追われて毎日バタバタしていますが、ようやく流れを掴めてきて多少の余裕が出てきました。
とはいえ、まだまだ苦戦している部分も多く、特に背中スイッチが原因でなかなか寝つかないことには悩まされています。
やる事が多いという部分は慣れでなんとかなりますが、寝不足からくるストレスや体調不良は育児において1番気をつけないといけないと感じる日々です。
というわけで、今回は背中スイッチをテーマに、その対策について書いていきたいと思います。
簡単なまとめ
- 背中スイッチとは、抱っこで寝かしつけた赤ちゃんをベッドに下ろすと、背中のスイッチが押されたかのように起きて泣き出すこと
- 背中スイッチを無効化する秘訣はCカーブとベッドに移すタイミング。
背中スイッチって何?
赤ちゃんを寝かしつける時って、大体は抱っこしてあやしながら寝かしつけますよね。
抱っこしている間は、天使のような安らかな顔で眠ってくれるのですが、そろそろ寝たかな?と思ってベッドにそっと移した瞬間、安らかな顔がみるみる梅干しのようにくしゃくしゃになって泣き出す。慌てて、また抱っこして寝かしつけては、また泣き出して…の繰り返しです。
あたかも背中にスイッチが付いていて、ベッドに寝かせた瞬間にスイッチが押されて泣き出すようなことを、背中スイッチと呼ばれているようです。
子供がいない時から背中スイッチのことは知っていて、赤ちゃんらしいなぁぐらいで軽く流していたのですが、実際に経験するとこれが中々辛いことを実感しました。
深夜だったり、連日続いたりすると体力というよりもメンタルに結構なダメージを受けるので、なんとかできないかと、寝かしつけ方を変えて色々試していました。
授乳クッションを使うと背中スイッチをクリアできる?
なんとか背中スイッチを解決しようと寝かしつけ方やベッドへの置き方などを色々と工夫してみました。
寝かせる場所を変えたり、ベッドに移す時に頭から下ろす、掛け布団をかけた状態で寝かしつけてからベッドに移すなどなど、これは効果ないだろうと思うものも含めて半ばやけくそで色々パターンを試していたところ偶然見つけたのが、「授乳クッションで数十分寝かせた後にベッドに移す」ことでした。
何故か、ベッドに移しても起きません。
絶対とは言えないのですが、高確率で寝てくれるようになりました。
元々、授乳クッション(腰に巻くタイプ)を持っていたのですがほぼ使っておらず、抱っこのし過ぎで肩と手首が痛んできたので授乳クッションで負担を和らげようとしたところ、この事に気が付きました。
ある時、ベッドでぐずって寝てくれなかったので、椅子に座って膝に授乳クッションを乗せ、その上で自分のお腹に沿うようにして子供を抱いた状態でスマホをいじっていました。
数十分経過して、流石に腰が疲れてきたのでどうせ泣くだろうと思いながら寝ている子供をゆっくりとベッドに移してみると…
何故か全然起きない!
なんでだ??
まさに、初めて背中スイッチをぶっ壊した瞬間でした。
秘訣はCカーブとベッドに移すタイミング
寝やすくなってくれたことで少しだけ気持ちに余裕ができ、なんで寝てくれるようになったかを調べていたところ、どうやら背中スイッチ対策には次の事が重要みたいです。
- Cカーブ
- 眠ってから20分程度待ってベッドに移す
Cカーブって何?
赤ちゃんが母親のお腹にいる時、赤ちゃんは体を丸めた状態になっています。この時、赤ちゃんの背骨はアルファベットの「C」を描く形状になっており、これをCカーブと呼んでいて、この体勢で寝ていると赤ちゃんは安心しやすいみたいです。
僕の場合、授乳クッションで寝かしつけた時に赤ちゃんが僕の体に沿って体を丸めるようにして寝ていたので、それが偶然Cカーブになっていたんだと思います。
ちなみに、使っている授乳クッションは特別なものですが、たまたま、赤ちゃんがCカーブの体勢になりやすかったのかもしれません。
眠ってから20分程待つ
眠りにはレム睡眠、ノンレム睡眠という種類があって、ある周期で切り替わっています。簡単に言うとレム睡眠は浅い眠りでノンレム睡眠は深い眠りです。赤ちゃんも大人と同様にレム睡眠とノンレム睡眠の周期があるのですが、眠りと覚醒を頻繁に繰り返す赤ちゃんは大人と比べて周期が短いようです。
そして、赤ちゃんがノンレム睡眠に移行するのにかかる時間が大体20分ぐらいと言われているようなんですね。
つまり、眠ったと思ってすぐにベッドに移そうとすると、まだレム睡眠(浅い眠り)の状態のため少しの振動や音で目が覚めてしまうということです。
僕は眠った赤ちゃんを抱いた状態でスマホをいじっていた事で、偶然赤ちゃんがノンレム睡眠に入ったタイミングでベッドに移せたと言う事ですね。ここで、赤ちゃんの体勢がCカーブになっていた事もポイントだったんだと思います。
おわりに
今回は赤ちゃんの背中スイッチとその対策について書いてみました。
何度寝かしつけてもベッドに移せば起きてしまう、イライラしたくないのに我慢できず、赤ちゃんの寝かしつけもなんだか荒っぽくなる、そんな状態に危機感を感じていましたが解決とまでは言い切れないものの、少し光が見えたようで安心しています。
そもそも、僕が偶然見つけたと喜んでいた事は全然珍しい事ではなくて、既によく知られていることだったので、むしろ何故僕は早く調べなかったんだと脱力しました。
今の時代、いつ、どこでも手の平から育児の先輩の情報が見れるわけですから、もっと活用しないといけませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。