読書や日常の感想文

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頭の中の文字起こし

ベビーセンサーは必要?スヌーザヒーローのレビュー

 初めてできた子供が先日生後1ヶ月を超えました。

あっという間に過ぎた時間の速さに驚き、生まれた頃の写真と比べて想像以上に成長している我が子には更に驚かされる、そんな日々を送っています。

この文章を書いていた時点では仕事は休暇中でしたが、それももう終わり今は仕事に復帰しました。

ただ、復帰後も在宅勤務を申請しているため、ありがたいことにしばらくはまだ家で我が子の側にいる事ができます。

とはいえ、子供を見ている時間が短くなりますし、まだ身体が本調子ではない妻を見ていると、育児がちょっと不安です。

そこで先日、ベビーセンサーを購入してみました。

元々は夜間に子供を見守るために購入しましたが、私が仕事している時間帯に子供を見るサポートをしてくれることも期待もありました。

というわけで、今回はベビーセンサーを使ってみた経験から、そもそもベビーセンサーは必要性がどのくらいあるのか、またその効果はどんなものなのかを書いてみたいと思います。

購入を検討している方の参考になれば嬉しいです。

 

簡単なまとめ

  • ベビーセンサーは必須ではないが、あった方が良い(メリットが多い)
  • ただし、あくまで育児の補助ツール
  • オムツ装着タイプか敷きパッドタイプかは育児のスタイルで決める
  • 商品によっては高価だが、レンタルできる

 

ベビーセンサーとは?

乳児用の体動センサーで、ベッドやオムツに設置することで赤ちゃんの呼吸を察知し、呼吸していない時には警告音を鳴らして知らせてくれる装置です。

商品によっては、うつ伏せになっていないかも察知できたり、スマホと連携する事で遠隔で赤ちゃんの様子を確認できる商品もあります。

メーカー不明ですが、うちの子が産まれた産院でもベビーセンサーは使われていたこともあり、それがきっかけで妻から購入の提案がありました。

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何故呼吸をチェックするの?

乳幼児は寝ている間に突然呼吸が止まってしまうことがあるようで、その症状は乳幼児突然死症候群(SIDS)と呼ばれています。詳しい症状については解説しているサイトが沢山あるので、僕が参考にしたサイトのリンクを貼っておきます。

乳児突然死症候群(SIDS) - 23. 小児の健康上の問題 - MSDマニュアル家庭版

乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省

そういえば、2ヶ月検診の際に助産師さんからは

「口の周りが紫になっていたら、呼吸忘れてるよーって呼吸を促してあげてね」と言われました。

不安にさせないように柔らかい表現をしてくれたのかもしれませんが、内容はめちゃくちゃ怖いです。

詳しい原因は不明なようなので、赤ちゃんをよく見ておく事が大切ということですね。

ただ、四六時中見ておくことは困難ですので、ベビーセンサーのような機械が役に立つというわけです。

ちなみに、ベビーセンサーの製品の注意事項に「乳幼児突然死症候群SIDS) の予防や睡眠障害(睡眠時無呼吸等)の病気の評価に用いる機器ではありません。」と記載があります。

というのも、ベビーセンサーにSIDSの予防効果がある科学的データがないようです。

よく考えたら納得な話ですが、SIDSの予防にベビーセンサーの効果がなるのなら、ベビーセンサーの使用を推奨する取り組みが進められていてもおかしくないと思います。

そんな話は聞かないので、ベビーセンサーはそういう位置付けのものなのだという事ですね。

 

ベビーセンサーは必要なの?

先程書いた通り、ベビーセンサーはSIDSを予防する効果があるわけではないため、必須では無いと思います。

正直なところ、個人的には赤ちゃんのチェックをセンサーに任せることは、まだまだ安心できないという気持ちがあります。

ただ、実際に使ってみた経験から、あるとかなり便利だとも感じています。

その理由は次のとおりです。

  • 親が寝ているときに赤ちゃんの様子をチェックしてくれる
  • 異変を音で知らせてくれるので、家事に集中しやすい
  • 精神的に余裕が生まれる

 

製品の用途ですから当たり前の話ですが、就寝中の赤ちゃんのチェックをしてくれる事は大きいメリットです。

育児していると寝不足になりがちですし、疲れてくるとメンタルもネガティブになりやすいのですが、赤ちゃんに異変があったら音で知らせてくれるベビーセンサーがあるという認識が精神的な余裕に繋がりました。

また、日中家事をしている時も、常に赤ちゃんの近くで様子を伺わなくては、という緊張感も和らぎます。

僕の場合、家の間取り的に赤ちゃんの寝かせる場所が家事を行うキッチン等から離れてしまったので、常に赤ちゃんの声や物音に耳を澄ませながら家事をして、定期的に見に行く必要がありました。

赤ちゃんに注意を払うといった点では変わりはありませんが、特に注意したい無呼吸を音で知らせてくれるというのは気が楽です。

そうなった分、家事にも集中できるようになりました。

基本自分で赤ちゃんに気を配るという点は変わりはありませんので、ベビーセンサーはあくまで育児の補助ツールというのが僕の感想です。

スヌーザヒーローを使った感想

ここからは僕が実際に購入して使用したスヌーザヒーローの感想です。

最終的な感想は既に書いた内容と重複しますので、この製品の選定理由や仕様に関する感想を書きます。


 

選定理由

ベビーセンサーは、大きく分けてベッドの下に敷くパッドタイプとおむつに装着するタイプの2種類があり、スヌーザヒーローはおむつに装着するタイプです。

僕の場合、赤ちゃんを寝かせる場所が複数あって、頻繁に移動する事があったのでベッドに敷くタイプではなく、おむつに装着するタイプが良いだろう、という事と、おむつに装着するタイプの製品で有名だったスヌーザヒーローにしました。

使用した感想

  • 色は目立ちにくいグレーがおすすめ
  • 身体への接触部分は全て丸みを帯びていて、赤ちゃんが嫌がらなかった
  • クリップは硬くて最初は付けるのに苦戦するけど、外れにくくて、むしろ安心
  • 警告音は十分よく聞こえる。
  • 価格は少し高い印象

 

見た目(色・サイズなど)

まず見た目ですが、僕は2020年11月に発売した新色のグレーを購入しました。標準色の青紫みたいな色は海外感がすごく強いと思っていましたが、グレーはいい感じです。購入するなら色が控えめなグレーがおすすめ。

サイズについては、思っている以上に小さかったですね。初めて見た時はたまごっちかと思いました。

偶然近くにあったメンソレータムのリップスティックを比較対象として並べて撮影してみました。

大きさはこんな感じです。

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おむつ(体重〜5kg新生児用)に付けてみるとこんな感じです。付けた時に嫌がる可能性を心配しましたが、身体への接触部分は全て丸みを帯びています。うちの子も嫌がる事は一度もありませんでした。

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おむつにはクリップで挟み込んでつけるのですが、簡単に外れないようにかなりしっかり引っかかるようになっています。

それもあって、おむつ替えの時にジタバタする赤ちゃんを抑えながら付けるのに最初は苦戦しました。

ただ、慣れてしまえばなんて事ないですし、外れる方が怖いのでキツイぐらいが安心だと思います。

警告音

肝心の警告音ですが、85dB(デシベル)の音が赤ちゃんの無呼吸を知らせてくれます。

デシベルは音の強さを表す単位で、騒音のレベルを表現するのに用いられたりします。

じゃあ、85dBってどれぐらいの音かというと、間近で聴く救急車のサイレンの音ぐらいだそうです。

正直、実際に聞いた感じだとそこまで大きい音には感じませんでした。

それでも、隣の部屋ぐらいの距離であれば余裕で聞こえましたので警告音としては十分だと思います。

参考ですが、日本の防犯ブザーの規格でも、音の大きさは85dB以上とするように定められているようでしたので、大きさとしては妥当だと思いました。

価格

税込11,000円(2021年8月3日時点)。

安心を買っていると考えて納得しつつも、ちょっと高いかな、というのが正直なところです。

購入を検討していた頃、ベッド下に敷くタイプの「ベビーセンス」という商品と迷っていましたが、そちらは価格が数万円するので、それと比べると多少購入のハードルは低いですね。

ただ、僕は先に書いた理由でおむつに装着するスヌーザヒーローを購入しましたが、ベビーセンスはレンタルができるようなので、もし僕がベビーセンスを購入するのであれば、使用期間を考えるとレンタルにすると思います。 

参考に僕が見てたレンタルのサイトを載せておきます。

おわりに

今回、ベビーセンサーについて書いてみました。

書き始めた頃はまだ休暇中でしたが、今は仕事に復帰して在宅勤務をしています。休暇中よりも赤ちゃんから目を離す機会が多くなったので、期待していたとおりベビーセンサーは役に立ってくれています。

育児をしてベビーセンサーの存在を初めて知りましたが、今後もこんな風に知らなかった製品が出てくるんでしょうね。

また良いのがあれば紹介したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。