読書や日常の感想文

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頭の中の文字起こし

震えが止まらない

最近寒い日が続いています。雪の降る地域では大雪で大変だという話をよく聞きますが、僕の住む地域では雪の被害はないものの、気温の低さに困っています。

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今まではなんともなかったのですが、ここ最近職場の底冷えが酷くて足元がものすごく寒いです。僕の席が窓際という事もあって、暖房をつけていても外気が低いと窓からひんやりした空気が漂ってきて寒いんですよ。

そんなある日、上司にある報告をしにいった時なのですが、報告内容がいまいちという事に加えて、上司の機嫌も悪かったこともあってガツンと言われてしまった事がありました。

でも、ガツンと言われた後に上司の顔がすぐに「言い過ぎたかな」みたいな顔になったんです。

その様子を見て僕は変に思いました。

正直、ガツンと言われはしたものの指摘された事は納得いく内容だったので、しょげたり、不貞腐れた態度はとっていないはずなんです。

その後も仕事をしながらその事についてぼんやり考えていると、1つの答えが頭の中に降りてきました。

上司のデスクは僕と同じで窓の近くにある、

そして僕は大がつくほどの寒がり、

ここから導き出された答えは1つ。

ガツンと言われた時、確か僕は寒さにちょっと震えていて、更に寒さで顔が強張っていたように思います。

この様子を見て、上司は僕が恐怖で震え上がっている様に見えたんじゃないですか?

お昼休憩の時なんか、普段は話しかけてこないのに声をかけられてちょっと優しかったですし。

 

まあ、そんな訳ないですけどね。

寒さのせいで思考が変になったからか、こんなしょうもない事を考えていました。

正月休みの気分が抜けていないかもしれません。

 

その後の仕事はスムーズに進んで、上司に指摘された分もきっちり終わり、僕は勢いに乗っていました。溜まっていた細かい仕事は次々と終わって、今日はすっきりして帰れると思った矢先、一つだけ頭を悩ませる仕事が出てきました。

定時も近づいて早く帰りたい気持ちと、この仕事をどうしようという悩みが混じった状態で、僕はまた震えてました。というのも、日が落ちて更に寒くなったので、足元がめちゃくちゃ寒いんですよ。

 

いや、ちがう。

僕は寒くて震えているんじゃない、これは頭を悩ます仕事を前にした武者震いだ。

 

と自分に言い聞かせて乗り越えたいところでしたが、急ぎの仕事でもなかったのですぐに帰り支度を始めて、頭の中を晩御飯の献立に切り替えてさっさと会社を飛び出しました。

帰りは早くこたつに入りたい気持ちでいっぱいでした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。