読書や日常の感想文

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頭の中の文字起こし

人のせいにしてはいけない

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前回では、私が行ったなぜなぜ分析は

問題定義の仕方が原因でうまくいかなかった

ことに気がつきました。

 

今回は、前回中断した問題定義の見直しを

続けていきたいと思います。

【 前回の振り返り】問題定義に違和感がある

前回の振り返りですが、

私が行ったなぜなぜ分析(情報の整理)をもとに

問題定義を見直した結果、違和感のあるものが

出来あがりました。

 

それがこちらです。

 

■問題

人が少なく、1人あたりの仕事量が多くなり

仕事が終わらず定時に帰れない。

 

ぱっと見た感じでは

おかしいところはないように思います。

 

どこに違和感を感じているのか?

違和感を感じているのは、

「人が少なく」の部分です。

 

人が少ない背景がある事が事実であることは

問題定義をした私がよくわかっているのですが

この文言を入れてしまうと、

 

じゃあ、人を増やせば解決だ!

 

となってしまいます。

もちろん問題の内容によっては

このような結論に至るものもあると思いますが

仕事の取り組み方の改善方法を

探している中で、この結論は

求めているものではないです。

 

気づいたこと

ここであることに気がつきました。

 

人が原因であるような内容を

問題定義や分析結果(なぜの内容)に

入れてしまうと、結果が限定されてしまう

ことがあるように思います。

 

例えば、

 

ある製品の性能試験を行なったが

想定していない結果が出て失敗してしまった

 

という問題があったとして

これに対するなぜ?で

 

その結果を想定できるだけの能力がなかった

 

とした場合、この後に続くなぜ?の内容は

勉強不足だった、経験が浅かった

といったものになり、

よし!この問題を改善するために勉強をするぞ!

という結論に至ると思います。

 

間違いではないと思いますが

別の試験で同じ事が発生した場合

その度に、

勉強不足でした、、、すみません。

となる気がします。

 

つまり、人に原因があるといった

分析では根本的な改善につながらない

ということなんだと思います。

 

気づいた内容を踏まえて

ここで私が行ったなぜなぜ分析に

話を戻します。

今までに気づいた内容を踏まえて

もう一度考えてみます。

 

まず問題の内容ですが、現状はこちらです。

人が少なく、1人あたりの仕事量が多くなり

仕事が終わらず定時に帰れない。

 

では「仕事量が多い」の内容をもう少し考えます。

 

まず、どんな仕事か?

ざっくり書くと

・作図や計算などの設計業務

・試験とその準備や結果の整理

・社内及び社外の打ち合わせ出席

 

どんな仕事が多い?

試験の準備、片付けや社内調整、

電話やメールの処理も多いし、、

 

、、、肝心な設計業務が出てこない

なるほど、問題が見えてきました。

 

定時内は設計業務以外の仕事に追われて

定時後に設計業務をしており、定時に帰れない。

 

これが問題ですね。

 

問題が分かったところで、

今回はこの辺にしておきます。

次回は見直した問題でなぜなぜ分析を

やってみようと思います。