今回は「父親になる」をテーマに思った事を書きます。今嫁が妊娠中なのですが、子供ができた喜びと、初めての子供ということで分からない事だらけの毎日を過ごしています。
そんな中で思うのは「僕も父親になるのかぁ」ということです。僕の学生時代の知り合いは結婚が早く、子供もすぐできたため今では立派な父親になっており、あの仮面ライダー大好き少年だったお前は一体どこに行ったんだと言いたいぐらいしっかりしています。やっぱり、父親になると変わるもんなのでしょうか、僕も父親になることで何か変わるのかもしれません。
そして、実際にちょっとだけ変わってきた部分がありました。それは「いつから父親か」という考え方についてです。きっかけは、つわりが辛くて動けない嫁の代わりな母子手帳を役所に取りに行った時でした。
会社を休んで平日の昼間に行ったこともあり、役所は僕以外に人が殆どおらず、役所の人も暇そうにしていました。その中でも一際暇そうにしていたおじいちゃんが対応してくれて、ご懐妊おめでとうと言って、手続きのための記入用紙を渡されました。記入を一通り終えた後、嫁の代理で来ていた僕にはあるアンケートに回答する必要があるとのことだったのですが、その質問内容が印象的でした。
一つ目の質問「子供ができて嬉しいですか?」
初めて見た時この質問にいいえを答える人なんているのかと思いましたが、人には様々な事情がありますし、多分このアンケートで家庭環境だとか僕がどういう人かを見ているんでしょうね。
この後の質問も「経済的な不安はあるか」「両親は育児を助けてくれるか」などが続いて、全部で10問ぐらい回答しました。回答中もおじいちゃんが書く内容をじっと見てくるし、回答する度に微妙にリアクションをとるのでちょっと緊張しました。
アンケートが終わるとおじいちゃんに代わって保健士さんが出てきて母子手帳やその他諸々の資料の説明を受けました。ここで先程回答したアンケートを元にプチ面接みたいなものが始まりました。
この保険士さんはなかなかの威圧感の持ち主で、ただアンケートの回答結果を一つずつ確認されているだけなのに、僕の回答に嘘がないかを見抜こうとしている様にも思えました。
特に「育児をする気があるか」という質問ではあれこれ聞かれました。たしか、仕事を早く帰れるように努力する気はあるか、家事をした事があるかなどを聞かれたと思います。それに僕が役所に代理で来ているぐらいなので、妊娠中は嫁を特に気遣うようにとも言われました。
保健士の話を聞いて思ったことは「僕は既に父親で、育児も始まっている」ということです。
僕は勝手に子供が産まれてから父親になるものだと思っていましたが、お腹の中か外かの違いだけで子供はそこにいますし、妊娠中に嫁を気遣うこともお腹の子を気遣うことと同じですから育児みたいなものだと思いました。これが僕の中で少し変わってきた部分です。正直僕はまだ父親になった実感がないです。多分、実際に子供を抱いて初めて実感が湧くのかもしれません。
今はとにかくつわりで苦しそうにしている嫁を気遣うのに注力していますが、つわりに効く薬が無い上に症状や対策は人それぞれということなのでかなり苦戦しています。
焼きおにぎりなら食べられると知り、毎日のように焼きおにぎりを作っていましたが、急に食べられなくなったようで今は食べられるメニューを試行錯誤しているところです。この急に好みが変わるところが苦戦している原因で、本人もそれが辛いようなので早く次のメニューを見つけないと、と焦っています。
他にも色々と試してみたので少し紹介します。
・柑橘系のアロマ
効果はありませんでした。でも食事と同じでまた体質が変わるかもしれないので、また別のタイミングで試してみようと思っています。
・つわりに効くツボ 内関(ないかん)
意外と効果ありでした。ツボの効果というよりも、押してる時の鈍い痛みが気持ち悪さを紛らわしている感じです。
ツボの位置は腕の内側で、手首から指3本分の位置の腕の真ん中にあります
・ロッテリアのふるぽて(しょうゆバター)
これは1番効果がありました。これは食べられると言ってよく食べています。ただこればかり食べているわけにもいかないので、早く何か考えないといけません。
こんな感じで色々と試していますが、つわりの1番の対処法は未だに見つからず毎日苦戦しています。
とにかく母子共に元気に出産を迎えられたらと思って日々を過ごしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。